株式会社 サンワ興建

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『クラス分け問題』。

2024.04.12

滋賀県守山市のとある中学校、

新3年生のクラス分けで、

いったん決まったクラスが、

配慮が足りなかったとして、

やり直しの、決定が再延期、

大変なことになっているそうです。

 

学校生活の中で、

クラス編成というのは、

実に重要な要素であり、

子どもたちもですね、

それはすごく楽しみに、

そしてすごく不安に、

それがクラス分けです。

ドキドキですよね。

 

あまり知られていませんので、

軽く解説しますけど、

学校のクラス分けってのは、

学年部の先生方により、

それは気の遠くなるような、

様々な事柄に配慮した結果、

その最善結果であるわけです。

 

分け方のポイントとして、

①学力配分

②運動能力配分

③文化活動能力配分

④友人関係配分

⑤その他

こんなとこでしょうか。

 

学力差や運動差があってはいけない、

また、ピアノっ子が分かれているか、

そして、個人間のトラブル要素など、

あれこれ配慮すべきポイントって、

いろいろあるんですよ。

 

そして、特に④友人関係配分、

これが、実に…。

簡単に言えば、

「この子と一緒がいい」

「この子と一緒は嫌だ」

そういう申し出に対して、

じゃあどうするのかって検討、

そしてまた、

「この子には、この子が必要」

「この子には、この子はNG」

ま、先生方からの見立てですよね、

これらをプラスしていくので、

もう、難解パズル以上、

めっちゃ、至難の業なんです。

 

円滑な学校運営のために、

学校も、最大限に配慮はする、

しかし、すべてが取り入れられる、

全員の満足ってのはですね、

絶対に、不可能です。

 

今回の滋賀県のパターンは、

過去に相当な事象があったと、

まあ容易に想像できるわけです。

何があったのかは知らん、

でも、少人数ってレベルじゃない、

であれば、こんなにならん。

 

そして強く言いたいのは、

今の子も親もですね、

自分中心、自分のためなら、

あれこれ何でも言えばいいって、

クラス分けも、やり直せるって、

そんなもんじゃないですから。

今回のこれはですね、

とんでもないケース、

言えば自分たちもできると思うのは、

やめましょう。

 

昔、テストの成績順位が公開、

そんな時代を生きた我々は、

クラス分け、文句あるなら、

成績順が一番わかりやすい、

そう言って、静められた、

おっと、懐かしい思い出です。

 

クラス分けで、炎上する、

それって、裏返せばですね、

その学年がうまくいってない証拠、

それを表しているのです。

ある意味、怖い話だよね。

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