株式会社 サンワ興建

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『何でも守られる』!?

2023.06.10

山口県柳井市の公立小で起こった、

6年生担任のタブレット端末、

これに保存していた個人情報等が、

教諭の離席時に児童たちに見られ、

その児童たちの一部がですね、

精神的ショックを受けたとされ、

その担任は外されたという事実、

学校や教育委員会が謝罪したわけですが、

違和感、感じませんでしたか?

 

今回の事件につながったこの端末は、

この教諭の私物だそうですが、

市教委の規定では、児童の個人情報を、

教師が端末に入れることは禁止、

これがもう、そもそもおかしいわけで、

職務上必要だから、メモ取ったり、

記録したりして、使っているわけです。

いわゆる今版の教務手帳系?

教科担任でも、担任でも、

テストの点数とか、性格嗜好家族状況、

健康チェックに、最近の動向など、

先生は、何でも知ってなきゃダメで、

しかも、それは時に一瞬を争う的な、

そんな場面のために、情報入れるんです、

今の時代禁止ってのが、まず間違い。

 

そして、一番間違いなのはですね、

児童が何でも守られる的風潮、

何が嫌かって、これが嫌。

 

今回の事の発端はですよ、

教諭の危機管理意識の欠如と、

パスワード等設定の不備にもあった、

しかし、盗み見したのは児童たち、

この大事実が、どっかいってる、

見た内容は、ショッキングであった、

そこに何が書かれていたのか、

わかりませんけれども、

勝手に見たのは、児童たちです。

勝手に触った、勝手に見た、

好奇心旺盛ですから、まあある、

でも、子どもだからってですね、

何でも許される!?

何でもしてもいい!?

 

まともな親ならばですよ、

「勝手に先生の端末見てごめんなさい」

と、なるのが普通ですが、

今の学校って、本当にこんなんばっか、

見なきゃいいモノをですよ、

勝手に見た方が正義、

勝手に見られた方が悪、

一部の親は先生に口撃とか、

おそらく、そうなったんでしょうね、

究極、これ納得できますかって話。

 

こりゃ、学校の先生になりたいって

そういう希望者が、減るわけだわ…。

教育界は、グロすぎるというか、

モンペ、モン児童生徒が増えすぎです。

 

ところで、この手の見る見ない、

大人の世界でもよくありうる話、

男女間でもありますよね。

相手のスマホ勝手に見て、

そこで事件は起こってしまう的な、

見なきゃいいモノって、

知らなきゃいいモノって、

世の中には、絶対あるんです。

 

絶対見るなよとか、

絶対押すなよとか、

お笑いの世界では、許される、

しかし、実生活はダメなんです。

鶴の恩返しだって、見ちゃったから、

今回だって、見ちゃったから…。

 

不謹慎と言われそうですけど、

道徳の教材にピッタリじゃない!?

山口県はじめ、どこの都道府県でも、

この手の問題に向き合ってみたらと、

私は、そう思う。

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