この一報を聞いた時は、
また能代の灯が一つ消えるのか、
言葉にならない悲しさがこみ上げ、
マジで、泣きそうになったし、
そしてまた、あの古き良き時代、
昭和を思い出さずにはいられない、
ええ、婆さんたちの顔が思い浮かんだ、
はい、東雲羊羹で有名なですね、
あの熊谷長栄堂さんが、
今月をもって閉店だってよと、
SNSで一気に広まったというニュース、
昭和の能代を生きた者であれば、
誰もが絶対に口にしている、
贈り物でとにかく喜ばれるのが、
この東雲羊羹でありました。
私がこの情報をキャッチしたのが、
5月31日です。
いてもたってもで、6月1日、
はい、超特急で実店舗へGO。
しかしすでに(大)は完売しており、
おそらく、聞きつけた方々の、
その行動力の早さに、驚くばかりでした。
なので、(中)の16本を迷わず購入。
お店の方もですね、
まだどこにも告知してないのに、
どこから聞きつけたのか、
昔を懐かしむ声、感謝の声、
思い出の声などなど、
電話が鳴り止まないとのこと、
めっちゃ、忙しそうでした。
我が人生で、どのくらい食したか、
はい、もう覚えてませんけれど、
この東雲羊羹をですね、
しっかりと心に刻もうと、
ありがとう、東雲羊羹、
さよなら、東雲羊羹、
長栄堂さん、お疲れさまでした。
高齢化問題、事業継承問題など、
能代の一文化の消滅の縮図が、
ここにも表れているわけで、
このままでいいのか能代!?